一戸建て売却

購入した時に確認していなかったのが悔やまれた一戸建て売却の罠

少し前に一戸建てを売ろうとしたときのことです。
年を取ってくるにつれ、一戸建てを維持するのが難しくなってきたので、売却して集合住宅を買おうと思ったのです。

 

それまで家を売るということはしたことがなかったので、地元の不動産会社に見積もりを出してもらうことにしました。まだネットがあまり普及していなかった時ですので、一括査定など考えもしなかったのです。

出典:家売却税金

 

地元で古くから営業しているという不動産会社でしたが、小回りも効くようでこちらが電話した次の日に早速見に来てくれました。実際すでに築25年の建売だったので、土地の値段だけでの売買になるだろうと考えていました。

 

ところが数日後、不動産会社から連絡が来て、今のままでは売却は出来ないと言ってきたのです。

 

一体何が、と思って聞いてみたところ家の前の道路、建売で販売されていた時の6軒の共有道路が、なんと登記されていなかったというのです。これには本当にびっくりしてしまいました。つまりその道路は、公道でも私道でもないただの道路のような土地であるということです。道路に面していなければ、家の売却も建て直しも出来ないと言われたのです。

 

これはうちだけの問題ではないと、6軒全部の人たちに相談を持ち込みました。

 

勿論皆さん寝耳に水の状態でした。しかし中には、新築で購入したのではなく、最初の購入者から買った人もいたのです。その点も不動産屋に聞いたところ、バブル中はそんな細かいことは考えずに、取引していたものだったということです。

 

でもその時点では、それも出来ないということで、結果代表4人ほどでその道路のような土地を、私道として登記するために走り回ることになりました。

 

勿論と言っては何ですが、建売で販売していた会社はすでに倒産、影も形もない状態でしたので、住人がやるしか無かったわけです。
何とか登記もできて、その後やっと売却ということになりました。幸い、その土地に住みたいと言う人が購入してくれて、思った以上の値段で売れましたが、実際の売却までの手間を考えると、プラスマイナスゼロだったのではないかと、今でも考えています。

家を売るのは大変!!

私は現在27歳なのですが、25歳の時に父が亡くなった祖母の家を売りました。
土地付きの一戸建てで、いわゆる長屋通りの一軒という感じの家です。

 

当時長屋の一部だったお宅も、各々隣と切り離し続々と今時の一軒家に変わっていました。
そんな仲、祖母の家は切り離し時に建て直したときのままでお風呂もついておらず、古い家にありがちな急こう配の二階への階段があり、いつ転ぶか若い私でもひやひやするような作りでした。

 

祖母が亡くなり、そのまま住むには古すぎるし(実際地味に傾いていた)、自分たちの勤務地から離れる事になるので、思い切って売る事にしました。
しかしそこからが大変でした。

 

不動産屋さん自体はいいところが見つかったのですが、売るまでにする手続きが山のようにありました。
一応父はひとりっこの長男でしたので、相続争いなどはありませんでしたが、祖母の兄弟姉妹にも連絡を取らなければなりません。

 

建物自体は祖母のものですが、土地は祖母の父でした。(父にとってのお祖父ちゃんですね)
なので、土地の権利は祖母の兄弟姉妹にも発生します。

 

小さい土地でしたので、金銭的価値は多くありませんでしたので、権利を放棄して貰うのはそれほど難しくはなかったのですが、
行方不明の方が一人居たので大変でした。

 

しかし消息を絶って何年もたっている事と、その娘さんが代わりに放棄して下さったので助かりました。
書類はすぐに集める事が出来たので、後は売れるのを待つのみです。

 

土地柄は閑静な住宅街であり、近くには学校、駅から徒歩10分以内、近くには市場とスーパーがあるなど、良物件ではありましたが、
いかんせん昔の建物なので、間口が大変狭く奥行きのある注文住宅だったために中々買い手が付きませんでした。

 

契約した業者さんは売れなかった場合には、自社で買い取ってくれるタイプの業者でしたので、結局どこにも売れないという最悪の事態は避けられますが、
買い取り価格は当然下がります。

 

ドキドキした1か月ほどの出来事でしたが、無事に良い方に売れました。
祖母が生きている間に遺言書を頼むのは気が引けますが、本当に頼んだ方がよかったとも思いました。
皆さんは家族から相続した家を売る時に右往左往せず済むよう、日頃から準備をしたり学んだりしてほしいですね。